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図書館でパソコン作業をする際のマナーとは?初めて行く際の注意点

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初めて図書館でパソコン作業するけど、怒られたりしないかな…?」

「そもそも、図書館でパソコン作業していいの?

図書館でパソコン作業をしてみたいけど、初めてだから不安だというそこのあなた!こんな悩みはありませんか?そこでこの記事では、図書館に行ってパソコン作業をするときのマナーや、注意点について、いくつか解説していこうと思います。

 

図書館でパソコンを使っていいの?

まず、図書館でパソコンを、勝手に長時間使っても問題ないのでしょうか?

 

 

間違いなく、まったく問題ありません。

 

図書館は主に本を読んだり貸し借りを行う場所ですが、パソコン作業をしても問題ありません。図書館で自習をしている人がいるように、図書館でパソコン作業をしても大丈夫なのです。

 

しかし、図書館でのパソコン作業の注意点・ポイントなどはたくさんあります。

次の項から、図書館でのパソコン作業についての詳細を、ここから解説していこうと思います。

 

 

 

パソコンの種類

「パソコンの種類…?なんじゃそりゃ?」

と思う人もいるかもしれません。

ここで説明するパソコンの種類というのは、大きく分けて2つあります。その2種類とは、

①図書館においてあるパソコン

②自分で持ってきたパソコン

の2つです。

 

この種類が違うと、気を付けるべきポイントが変わってきますので、その違いについて解説していきます。

 

 

①図書館においてあるパソコン

一種類目は、図書館においてあるパソコンを使うときです。

 

ある程度大きな図書館となると、専用のパソコンスペースみたいなものがあって、そこにパソコンがいくつもおいてあることがあります。そのスペースのパソコンは、一般の人でも自由に使うことができます。

この種類のパソコンはデスクトップパソコンであることが多く、非常に動きがスムーズです。また、インターネットに接続もされているので、Wi-Fiの心配はありません。

 

しかし、もちろん図書館のパソコンは自分が普段で使っているパソコンではありません。だから、キーボードの配列が若干違ったり、OSやブラウザの細かい違いがあることもあります。また、GoogleやWordPress、各種サービスへのログインも必要になります。だから、パスワードも覚えておく必要があります。

 

このように、自分のパソコンではないといくつか不自由が生まれてしまうので、その点については覚悟をしておく必要があります。

 

 

 

 

②自分で持ってきたパソコン

もう一つの種類は、自分で持ってきたパソコンを使うときです。

 

自分でパソコンを持ってくれば、図書館に机と椅子がありさえすればそこで作業ができます。最悪、机は必要ありません。椅子だけでも、そこで十分に作業ができます。

 

ただ、Wi-Fiにつながない限りインターネットが使えないので、フリーWi-Fiが使える図書館でないと、自分でポケットWi-Fiを持ってくる必要が出てきます。

 

 

パソコン作業でのマナー・注意点

図書館でパソコン作業をすると、とても集中することができます。しかし、図書館は公共施設であるため、最低限のマナーや注意点があります。そのマナーや注意点を守れないと、周りの人たちに迷惑をかけてしまい、悪い印象を持たれてしまうでしょう。だから、マナーや注意点を知っておく必要があるのです。

それでは、ここからは図書館で作業をするうえでのマナーや注意点を紹介していきます。

タイピング音に気を付ける

まず一つ目は、パソコンのタイピング音に気を付ける、ということです。
これは、図書館に専用のパソコン室がない場合に特に気を付けたほうがいいことです。

 

図書館内は、基本的に静かにするべき場所です。だから、パソコン作業において必ず発生するタイピング音やマウスのクリック音は、気を配らなくてはいけません。

 

タイピングの音を小さくすることは、基本的には困難です。キーボードを反応させるには最低限の力が必要なので、音をなくすことは普通はできません。

 

しかし、キーボードを変える、という方法はあります。ノートパソコンでも、新しいキーボードを外付けして使うことができます。もし、タイピング音が大きいのがキーボードのせいだと感じたら、新しいキーボードを外付けしてみるのもありかもしれません。

 

一般的に、キーボードを押し込む深さが深いほど、タイピング音は大きくなります。

例えば、このように押し込みが深いキーボードの場合、タイピング音が大きくなりやすいです。

 

このようなキーボードを使っているのであれば、下のようなキーボードを外付けしたほうがよいでしょう。

 

このような浅いキーボードを使うと、多少タイピング音が小さくなります。だから、より図書館での作業に適しているといえます。

 

 

 

イヤホン・ヘッドホンをする

二つ目は、イヤホンやヘッドホンをし、音を漏らさないことです。

 

先ほども書いたとおり、図書館では静かにすることが鉄則です。だから、「このくらい小さい音だったら大丈夫だろ~」と思ってイヤホンをせずに音を流すことは、たとえ小さな音でもやってはいけません。

 

図書館でパソコンから音を流すときは、しっかりとイヤホンを使い、音漏れしていないことに気を付けるべきです。イヤホンが刺したつもりでいても、十分に刺さっていないと気付かないうちに音漏れしている可能性もあるので、注意すべきです。

 

また、イヤホンをしているからといって、図書館内で通話をすることも好ましくありません。通話相手の声は周りのは聞こえずとも、あなたの声は周りにも聞こえてしまいます。万が一通話をする必要があるときは、いったん外に出るとよいでしょう。

 

イヤホンがないという方は、イヤホンを買いましょう。100均のものでも十分に使えます。

 

 

 

フリーWi-Fiに注意する

三つ目は、フリーWi-Fiに注意するということです。

 

図書館によっては、図書館の施設内で使えるフリーWi-Fiがあることがあります。それにパソコンをつなぐことで、図書館でもインターネット環境で作業することができます。

 

 

しかし、フリーWi-Fiの中には安全でないものもあり、危険性が潜んでいることもあります。具体的には、通信を盗聴されたり、パソコンを乗っ取られたりする可能性もあるのです。

普通に図書館や自治体が配信しているWi-Fiの場合は問題ないことが多いのですが、それになりすました悪意のあるWi-Fiも紛れ込んでいることがあります。なりすましのWi-Fiにつないでしまうと、盗聴や乗っ取りに遭うことがあります。

 

しかし、図書館や自治体が配信している悪意のないWi-Fiだとしても、悪意のあるユーザーによって盗聴や乗っ取りに遭うこともあります。不特定多数のユーザーが使用できるWi-Fiなので、このような危険とは常に隣りあわせということです。

 

 

 

ただ、フリーWi-Fiを使わずに図書館でインターネットを使用する方法もあります。

それはポケットWi-Fiを持ち運ぶということです。

 

ポケットWi-Fiを契約し、それをパソコンと一緒に図書館にもっていけば、図書館でも自分だけのWi-Fiを使えるわけです。つまり、いつも家で使っているインターネットと同じようにつながるということです。そうすれば、盗聴や乗っ取りのリスクもありません。

 

盗聴や乗っ取りが心配だという方は、ポケットWi-Fiを契約することをお勧めします。

 

 

 

 

誰かに見られていないか気を付ける

最後の四つ目は、誰かに見られていないか気を付けるということです。

 

図書館は、不特定多数の人がいる公共スペースです。だから、図書館内でパソコンを開いていれば、誰かしらに見られてしまう可能性は否定できません。

 

図書館でパソコン作業をするときに、アカウントへのログインなどでパスワードを打ち込む場面があると思います。その時誰かに、パソコンの画面やキーボードの打ち方を見られてしまったら、パスワードやメールアドレスがばれている可能性があります。

その「誰か」が悪い人だとは限りませんが、少なくとも家で作業をする時よりもそのリスクが高いことは承知しておいてください。

 

 

これの対策法としては、パスワードをパソコンに記憶させることが重要です。Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど、多くのタブブラウザで、パスワードを記憶させる設定をすることができます。

パスワードを記憶させることで、ログインの時にパスワードを打ち込まなくても、自動で伏字で入力されるようになります。これなら、パスワードを見られる心配はありません。

 

 

パスワードの自動入力の設定は、また別の記事にて解説しようと思います。

 

 

 

 

パソコン作業でのポイント

ここからは、図書館でパソコン作業をする際のポイントを解説していきます。

このポイントに気を付けると、図書館でパソコン作業が不自由なく、より快適なものとなるでしょう。

 

充電について気を付ける

一つ目のポイントは、パソコンの充電に気を付けるということです。これは、自分で持っていくノートパソコンのときのみ気を付けるべきことです。

 

せっかくの図書館での作業なのに、パソコンの充電がなかったら意味がありません。わざわざ図書館まで足を運んだのが、無駄になってしまいます。だから、パソコンの充電を気にする必要があるのです。

 

パソコンの充電を気にする方法は大きく分けて3つあります。その3つの方法について、ここから解説していきます。

 

①モバイルバッテリーを持っていく

一つ目の方法は、モバイルバッテリーを持っていくことです。

 

モバイルバッテリーを持っていけば、図書館でも充電しながらパソコン作業をできます。

 

しかし、モバイルバッテリーを持ってさえいれば安心、というわけではありません。モバイルバッテリーの電力の出力が弱いと、充電を安定してできないことがあります。

 

 

これはChromebookの場合ですが、「低電力の充電器に接続されています」という表示がされました。電源をオンにしたまま作業をしてみると、充電しているにもかかわらずバッテリーが減っていきました。低電力の充電器だと、まともに充電することすらできないのです。

だから、「モバイルバッテリーを持ってるから無敵!」という考えはせず、一度モバイルバッテリーがよく使えるのかを確かめるとよいでしょう。

 

また、モバイルバッテリーとパソコンをつなぐコードも忘れないようにしましょう。モバイルバッテリーを持ってきたのにコードを忘れると、どうしようもないやるせなさに襲われます。

 

 

 

②パソコンの充電を満タンにしておく

二つ目の方法は、パソコンの充電を満タンにしておくことです。

図書館に行く前に、パソコンを充電しておきます。そうして、充電が100%になったところで、図書館に行きます。一番単純な方法ですが、一番正確な方法でもあります。

 

この方法のメリットは、パソコン以外に特別持っていくべきものがないことです。パソコン一台だけ持っていき、図書館で充電器やコンセントにつなぐ必要がなく、楽にパソコン作業をすることができます。

 

対してこの方法のデメリットは、パソコンの充電を満タンにするにはそこそこの時間がかかることです。前日から前もってパソコンの充電を満タンにしておけば困りませんが、当日に慌てて充電器をつなぐと、満タンにならないことがあります。

 

そして、充電が満タンになっていたとしても注意が必要です。「100%の充電が何時間持つか」というのは、パソコンの種類や状態によって大きく異なります。例えば、新品のMacBookは100%の充電がほぼ一日持つといわれていますが、状態が悪ければバッテリーも劣化していることがあります。

家でいつも充電コードをつなぎっぱなしで作業していると、バッテリーが劣化しやすいです。実際、1年近くつなぎっぱなしだった筆者のパソコンは、100%の充電が10分持ちませんでした。

だから、充電が100%になっていても、油断は禁物です。「この調子だと100%でも持たないな…」と思ったら、モバイルバッテリーを持っていったり、三つ目の方法を試す必要があります。

 

 

 

③図書館で充電できるか確かめる

三つ目の方法は、図書館でパソコンを充電できるか確かめるということです。

多くの場合図書館には、コンセントをさせる場所があります。しかもそれが、作業用の机の近くにあることもあるので便利に感じられます。そのコンセントが使えたら、あなたは図書館でも充電しながらパソコン作業をすることができるのです。

 

しかし、図書館という公共施設から電力をもらっている、ということは忘れないでください。コンセントはあるけど、勝手に使ってはいけない、としている図書館もあるので、一度図書館の人に許可をもらうとよいでしょう。あくまで図書館という場所を使わせてもらっている立場なので、図書館の人の指示に従ってください。

 

また、コンセントから充電するには、USBやHDMIなどではなくコンセントに刺さるコードを持ってくる必要があります。だから、この方法でも少し荷物が増えることに気を付けてください。

 

 

 

以上三点が、図書館で充電を気にしながらパソコン作業をするためのポイントです。皆さんもぜひ試してみてください。

 

 

 

 

図書館が開いている時間を調べておく

二つ目のポイントは、図書館が開いている時間を事前に調べておくということです。

 

せっかく図書館に来たのに、そもそも休館日だったとか、あと1時間で閉まりそうとかだと悲しいですよね。図書館で待つことなく長時間作業するためには、開いている時間を事前に調べておく必要があるのです。

 

図書館が開いている時間を調べるには、図書館のホームページに行くのが一番です。曜日ごとに違うことがあるので、自分が行きたい曜日に何時までやってるか、しっかりと調べましょう。

相場としては、大体の図書館が18時までは開いており、遅いところでは21時なんかにも開いているところもあります。21時ぐらいまで開いているのなら、夜遅くに帰ってきたときでも、ついでに寄っていくことができます。

しかしこれはあくまで相場ですので、自分の生きたい図書館が何時まで開いているかは調べておきましょう。

 

 

また、休館日にもご注意ください。図書館の蔵書点検だとかで、月に一度休んでいる図書館は多いです。こちらは曜日に関係なく不定期なので、入念に調べておく必要があります。

 

 

 

 

混み具合に気を付ける

最後は、図書館の混み具合に気を付けることです。

 

特に土休日は、図書館が混雑していることがあります。また、親子なども多く集中できない環境であるかもしれません。また、図書館内の席がすべて埋まっていると、まともに作業することもできません。だから、図書館の混み具合は知っておくことが重要です。

 

このポイントに関しては、効果的な対策はありません。ただ、図書館に行って様子を知ることに尽きます。

自分が図書館に行きたい時間が、どのくらい混んでいるのかということを、実際に図書館に行って調べるのです。席はどのくらい空いているか、静かさはどうか、ということを体感するべきです。

逆に、自分自身で図書館の様子を把握することが、一番の対策といえます。

 

 

 

 

まとめ

図書館でパソコン作業をするには、

・自分で持ってきたパソコン

・図書館においてあるパソコン

の2種類がある。

 

図書館でのパソコン作業のマナー・注意点は、

・タイピング音をうるさくしすぎない

・イヤホン・ヘッドホンをする

・フリーWi-Fiに気を付ける

・誰かにパソコンの画面を見られていないか注意する

 

図書館でのパソコン作業のポイントは、

・パソコンの充電を気にする

・図書館が開いている時間を調べておく

・図書館がどのくらい混んでいるか把握する

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

Okamoto Ryoya

コメント1件

  1. 白樂慧夢 より:

    初めまして。突然のメッセージ失礼いたします。
    図書館での過ごし方が具体的に書かれていて、参考になりました。
    家の近くにある図書館はそんなに大きくないのですが、広い場所に出かけて有意義に活用していきたいと思います。
    ありがとうございました。

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