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カフェでパソコン作業をする際のマナーとは?迷惑しない方法を解説

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「カフェでパソコン作業している人いるけど、あれってマナー的に大丈夫なの?

自分もカフェでパソコンを使いたいけど、迷惑だと思われないか心配…」

パソコン作業をするためにカフェに行こうと考えている皆さん!こんな悩みはありませんか?そこでこの記事では、カフェでパソコンを使うときのマナーを、筆者の実体験をもとに解説していこうと思います。

カフェでパソコン作業をすることへの印象

まず、カフェでパソコン作業をすることに対して、ほかの人はどのような印象を抱くのでしょうか?

店員目線と、ほかの客目線での解説をしていきます。

 

カフェの店員の印象

 

カフェの店員さんは、パソコンを開いて仕事をしている人に対して、どのような印象を抱くのでしょうか?

 

①特に何も思わない

まず一つ目は、「特に何も思わない」ということです。

 

カフェには、いろんなお客さんが、何十人も店内にいます。

そこには、雑談をして長居している学生や、一人で時間つぶしのために来ている人など、それぞれの目的は多岐にわたります。

その中に、当然「パソコンで仕事をしている人」というのもいるわけです。

 

だから、「よくいる系のパソコン作業しているお客さんだ」と、店員からしたら目に留まることもないかもしれません。

 

 

②長居されると困る

二つ目は、「長居されると困る」ということです。

 

カフェには、席に限りがあります。だから、客の回転率をある程度上げないと、売り上げが上がりません。

 

もちろん、すべてのお客さんに対して「早く帰ってくれ」と思っているわけではございません。しかし、提供したドリンクや食事を飲み・食べ終わったのに、そのまま居座られると、「なんでこの客はずっとこの店にいるんだ?」と思われてしまいます。

さらに、開店から閉店までカフェにいられると、さすがに迷惑だと思われます。

 

だから、利用時間は常識的な範囲に収めましょう。

「常識的な範囲」については、後ほど説明いたします。

 

 

③もっと商品を注文してほしい

三つ目は、「もっと商品を注文してほしい」ということです

カフェを運営している身からすると、いるお客さんにはしっかりと商品を注文してお金を店に落としてほしいと思うわけです。

だから、例えば300~500円のコーヒーだけで何時間も居座られてしまうと、店としては損している、ということです。なぜなら、もしその分違うお客さんを入れれば、そのお客さんが商品を注文してくれるはずだからです。

 

もちろん、「何円分払ったから何時間居座っていい」みたいな制度はありません。しかし、店的にはたくさんお金を使ってほしい、と思うのです。

 

 

周りの客の印象

 

それでは、他のお客さんは、パソコンを開いて仕事をしている人に対して、どのような印象を抱くのでしょうか?

 

①特に何も思わない

一つ目は、先ほど店員さんの時にお話ししたのと同じく、「特に何も思わない」ということです。

 

カフェにはいろんなお客さんがいるので、パソコンを開いて仕事をしているのも珍しいことではありません。今では「カフェで静かにパソコン作業をする」ということもメジャーになってきているので、違和感は持たれないはずです。

 

ましてや、他のお客さんもパソコン作業をしにカフェに来ている可能性もあるので、親近感を覚えてもらえることもあるかもしれませんよ。

 

②混雑するから邪魔

二つ目は、「混雑するから居座られると邪魔」ということです。

 

混んでいるカフェだと、席が空くのを待っているお客さんもいると思います。そんなときに、3時間も4時間も居座っている人がいると、「早く席空けてくれないかな…」と思われてしまう可能性があります。

 

だから、混雑してきたな、並んでる人が増えてきたなと思ったら、あまり長居しないことがよい判断だといえます。

 

③"出来る人"アピールと思われる

 

三つ目は、「"出来る人"アピールと思われる」ということです。

 

「スタバでブラックコーヒーを頼んで、窓際の一人席に座り、Macのノートパソコンを見せびらかすように広げて仕事をする」……なんだか絵に描いたような想像ですが、一般的な"出来る人"アピールとはこういうことを指します。カフェでパソコンをするからと言って、無理にかっこつけすぎると、かえって変に思われる可能性があります。

"出来る人"アピールをすることにこれといった迷惑な点はありませんが、単純にうざいです。通行人や店内のほかのお客さんからすると、「"出来る人"アピール、イタいなぁ…」と思われるだけです。

 

だから、"出来る人"アピールに見られないためには、自然体でいることが重要です。もちろん、普通にカフェでパソコン作業をしている分には、"出来る人"アピールだとも変な人だとも思われません。そこだけは安心していただきたいです。

 

 

カフェでパソコン作業するときのマナー

それでは、カフェでパソコン作業をするときに気を付けるべきマナーについて、主に3つ紹介していきます。

 

①2時間で退店する

まず一つ目は、「2時間で退店する」ということです。

 

カフェのお客さんは、普通注文したドリンクなどを飲み終わったら退店します。飲み終わったのにもかかわらず居座っていると、「この人は何でまだ店にいるんだ?」と思われるでしょう。

たとえばコーヒー1杯を注文したとして、作業をしながら飲み終えるのはだいたい2時間が限度です。この2時間というのが、店に迷惑をかけない最長の時間の目安です。大体のお客さんは、カフェに入ってから30分~2時間で退店します。店員に変な目で見られないためには、2時間くらいで退店するのが理想です。

 

②マウス・キーボードは音の小さいもの

二つ目は、「マウス・キーボードは音の小さいものを使う」ということです。

 

カフェという場所を一時的に借りて使っている以上、他のお客さんや店に迷惑をかけてはいけません。だから、あまりうるさくしないために、マウスやキーボードは音の小さい・しないものを使うべきです。

 

マウスは静音マウスというクリック音のしないものがありますし、何ならノートパソコンについているタッチパッドを使うという手もあります。

キーボードに関しては、ノートパソコンはデスクトップパソコンよりキーボード音が小さいのであまり心配はないと思います。しかし、周りの人に見せびらかすようにEnterキーを勢い良く打つ、みたいなマネはやめましょう。

 

③1人席をとる

そして3つ目は「1人席をとる」ということです。

 

空いていて自由に席を選べる場合、カウンター席や窓際の1人席を取るのが無難でしょう。

「荷物置きたいから」などの理由で2人席を取ることはあまりよろしくありません。1人分の席を荷物でつぶしてしまうと、その分お客さんを入れられなくなるからです。

荷物があっても、テーブル下に荷物を置くスペースがあることが多いので安心してください。

 

カフェによっては、店に入ってから店員に直接案内される場合もあります。その時は、店員さんの指示に素直に従いましょう。そこで2人席などに通されても安心してください。店員さんに2人席で座ることを許されたのだから、別に怒られたりしません。

 

カフェで気を付けるべきこと

それでは次に、マナーとは別で、カフェでパソコン作業をする際に気を付けるべきことについて3つほど紹介いたします。

①席を離れるとき

一つ目は、席を離れるときの注意点です。

 

一人でカフェに来て一人で席を離れるのですから、そこに荷物を守ってくれる人などはいません。考えたくはありませんが、万が一盗まれる危険性もあるということは理解しておいてください。

ですから、財布やスマホなど最低限の貴重品は持って席を離れるのがよいでしょう。パソコンも貴重品ではありますが肌身離さず持ち運ぶのは少々大変なので、カバンの中に入れておいて見えないようにしておきましょう。

 

逆に、荷物をすべて持っていくのはやめましょう。もう退店したのかと勘違いされる可能性があるからです。席を離れて帰ってきたら知らない人が座ってるみたいな状況にならないように、ある程度の荷物(カバン、上着など)は置いていくとよいでしょう。

 

②パソコンの覗き見に注意する

二つ目は、「パソコンの覗き見に注意する」ということです。

 

公共の場所でパソコンを開くわけですから、多少なりともほかの人に画面が見られてしまいます。そしてそのみられる画面が、パスワード入力中の画面とかだとまずいのです。

パスワードだけでなく自分の個人情報などが載っている画面をうかつに開いてしまうと、そのまま個人情報がほかの人に見られてしまう可能性があります。最近はこのような手法でパスワードを盗み見し、アカウントを乗っ取る、といった犯罪も増えているので注意が必要なのです。

 

対策としては、パスワードは自動入力にすることや、そもそも家でログインしてからカフェに行き、外でパスワードを入力する状況を作らないことが重要です。

パスワードの自動入力の設定については、他の記事で設定方法を詳しく説明いたします。

 

③充電をしていいか

最後に三つ目は、「充電をしていいか確認する」ということです。

 

カフェで座った席で運がいいと、コンセントの穴が近くにあることがあります。そこですぐに「よっしゃー!パソコン充電しながら作業できる!ラッキー☆」と思ってはいけません。そのカフェで本当に充電していいかを確認しましょう。

ネットカフェなどならもともと充電されることを見越して自由に使っていいコンセントの穴があることがあります。しかし普通のカフェの場合は、充電されることが想定されていません。もしカフェ側が充電することを了承していなければ、電気泥棒ということになってしまいます。

 

そのため、充電したいと思っても、一回店員さんに確認を取りましょう。

 

また、充電したいからと言って、わざわざ遠くからコードを伸ばして充電することは迷惑になるので控えましょう。

どうしても充電したい場合、モバイルバッテリーを持っていくのはいかがでしょうか。

 

 

以上のルール・注意点を守って、楽しいカフェでのパソコンライフを送りましょう!

まとめ

カフェでパソコン作業をするときは、

・2時間で退店する

・マウスやキーボードは音の小さい・出ないものを使う

・1人席を取る

・席を離れるときは貴重品だけ持つ

・パソコン画面ののぞき見に注意する

・充電は店に確認を取ってから

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

Okamoto Ryoya

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