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失敗しないドメイン名の決め方とは?上手に決めるコツを詳しく解説

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「ブログのドメイン名、せっかくだから良い名前にしたい!

ドメイン名で失敗したくないなぁ。後悔しないドメイン名にしたい!」

ブログを作ろうと思ってサーバーを借りてドメインを買おうとしているそこのあなた、こんな悩みはありませんか?そこでこの記事では、失敗しないドメイン名の決め方について解説していこうと思います。

ドメインの構造

まず、ドメインがどのような構造で作られているかを理解しましょう。

 

ドメインは、このような構造でできているのです。

例としてこのブログのドメインを挙げてみました。

ドメインは、主に①セカンドレベルドメインと、②トップレベルドメインで構成されています(一部例外はありますが、今回はほとんど関係ないので割愛いたします)。それぞれにどのような特徴があるのかを、これから解説していきます。

 

①セカンドレベルドメイン

ドメインの前半を、セカンドレベルドメインといいます。正確には、ドメインのうち、「.(ドット)」で区切られた右から2番目の場所のことを指します。

セカンドレベルドメインは、自分で自由に文字列を決めることができる部分です。ドメイン名を決める際に、最も考えるべき部分はここです。

 

 

②トップレベルドメイン

ドメインの最後を、トップレベルドメインといいます。

有名なトップレベルドメインには「.com」や「.jp」、「.net」などがあります。他にもトップレベルドメインには数十種類の選択肢があり、その中から選んで決めます。

 

 

良いドメインとは

それではドメインの構造が分かったところで、一体「良いドメイン」とはどのようなものであるか、ということを解説していきます。ここでの知見を、ドメイン目を決めるときに生かしてください。

 

①ブログの内容が伝わる

まず一つ目は、「ブログの内容が伝わるドメイン名にする」ということです。

 

ドメイン名やURLは、そのページを開く前から分かってしまうので、非常に先入観を強く与えやすいのです。だから、ページを開く前から「これはどんなサイトなんだ?」ということをドメイン名でもアピールできるとよいのです。

それのわかりやすい例として、サイト名をそのままセカンドレベルドメインに当てはめるものがあげられます。「youtube.com」や「pixiv.net」、「wikipedia.org」などのことですね。この例の場合は、ドメイン名を見ただけでどんなリンクなのかが想像にたやすいです。

 

 

逆に、「hidfoh@as.com」とか「43\8+73`89]4.jp」などのように、まったく意味のない文字列だと怪しまれます。このドメイン名を人が見ても、「何だこの怪しいサイト、近づかないでおこう」と、ドメイン名の差だけで距離を置かれてしまうことがあるかもしれません。ちなみに、例に挙げたドメインは存在しないものですので安心してください。

 

 

このように、ドメイン名を見ただけで「このページはこういう内容が書いてあるんだ!」ということがわかるほうが良いです。

 

②簡潔である

二つ目は、「簡潔であるドメイン名にする」ということです。

 

セカンドレベルドメインには、「3文字以上63文字以下」という文字数制限がついています。ここで、「えぇっ?63文字までなら使っていいの!?めいっぱい使おう!!」などと思う人はいないかもしれませんが、一応言っておくと、ドメイン名が長いことのメリットは基本ありません。

ドメイン名は、できるだけ簡潔であることがよいドメインの条件となります。目安としては、セカンドレベルドメインだけで15文字以下くらいがちょうどよいといえます。

 

だから、「内容が伝わって、かつ簡潔である」というちょうどよいラインを攻めることが必要です。

 

 

③日本語でない

最後は、「日本語でないドメイン名にする」ということです。

 

URLは基本的に、アルファベット・数字・記号だけで表示されます。つまり、ドメイン名は日本語表記に対応していないのです。

 

みなさんも、URL中に

「%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3」

みたいな、"%"の入った長い文字の羅列を見たことがありませんか?

 

 

実は、これは「URL中の日本語だったもの」です。

 

この文字の羅列は、これ全体で「ドメイン」という4文字しか表せないのです。だから、仮に「ドメイン.com」などというドメインを取ろうとすると、あるタイミングで「%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3.com」という無意味に見える文字の羅列になってしまうのです。

 

これに関して詳しく話すと長くなってしまうため、この記事では割愛し、また別の記事にて特集します。詳しく知りたい人は、この下の記事をご覧ください。

>>>日本語URLを使うことのデメリットとは?解決策と一緒に解説

 

 

よって、ドメイン中に日本語を使ってしまうと、その日本語が謎の文字列に変化してしまいます。簡潔でもなければ何を表しているかもわからない、とてもよくないドメイン名になってしまうのです。

 

しかし、「ドメイン名にどうしても日本語の単語を使いたい~!」という人はいると思います。そのための解決策を、後程解説いたします。

 

 

ドメイン名の決め方のコツ

それでは「良いドメイン名」というのが分かったところで、それを踏まえてドメイン名の決め方のコツを見ていきましょう。

 

1~2単語で短く

まず一つ目は、「1~2単語で短く説明する」ということです。

 

先ほど「良いドメイン名」のところで説明したように、ドメイン名は短く簡潔で、なおかつブログの内容がわかるものが良いのです。それを満たすためには、自分のブログの内容を1~2単語で説明するのがベストなのです。

 

例えば私のこのブログのドメイン名「gakusei-af.com」を手にとって説明してみましょう。

まず学生向けであること(実態はどなたでも見ていただけるような記事もたくさん作ってますが…)をアピールするために「gakusei」という単語を、そしてアフィリエイトについて解説する記事であるため「affiliate」を略した「af」というキーワードを入れています。

このように、少し単語が長くなりそうだったらそれを略すという手もあります。

 

このような手法を使うと、「簡潔でかつ内容が伝わる」という条件を同時にクリアする、ちょうどよいラインを攻めることができるのです。

 

単語の間はハイフンでつなぐ

そして二つ目のコツは、「単語の間はハイフンでつなぐ」ということです。

 

先ほど単語を2つほど並べると説明しましたが、その単語をただ並べただけだと少しわかりにくいです。先ほどの例をそのまま使うと、「gakuseiaf」という状態です。単語がどこで切れているのかわからないし、もしかしたらそういう1つの単語かもしれないと思われてしまうからです。

 

そんな時は、「-(ハイフン)」を使いましょう。

ハイフンを使えば、単語を直感的に区切ることができます。パソコンのキーボードで打つ時も、Shiftキーを使わなくてよいので楽です。

 

 

日本語の単語はローマ字で

三つ目のコツは、「日本語の単語はローマ字表記する」ということです。

 

先ほど「日本語はドメイン名で使ってはいけない」という話をしましたが、その解決策がこれです。日本語なのがいけないのであって、それをローマ字表記してしまえば万事解決です。逆に、日本語の単語のほうが英単語より伝わりやすい場合もあるので、よりお得です。

 

このブログのドメイン名にも、「gakusei」という日本語の単語が使われています。このように、日本語の単語を使いたいという人は、ローマ字表記にしてからドメイン名に使うようにするとよいでしょう。

 

 

トップレベルドメインはメジャーなもの

最後のコツは、「トップレベルドメインはメジャーなものを使う」ということです。

 

今まではすべてセカンドレベルドメインの話でしたので、最後だけトップレベルドメインについて話そうと思います。

トップレベルドメインは先述の通り、数十種類あります。その中には、メジャーなものから、「何だこいつ」というものまで幅広くあります。そして、同じセカンドレベルドメインでも、トップレベルドメインが違えば、違うドメインとして扱われます。

 

トップレベルドメインを選ぶ際は、メジャーなものを選びましょう。

理由としては、「ネットユーザーはリンクを踏むとき、見慣れたものを好む傾向がある」ということです。先ほど「意味のない文字列のドメイン名はリンクが踏まれにくい」というお話をしましたが、それと理屈は一緒です。

「○○○○.com」など有名なもののほうが、「○○○○.asia」などマイナーなトップレベルドメインよりリンクを安心して踏んでもらいやすいのです。

 

有名なトップレベルドメインのほうが料金が高くなることがありますが、その分割引や無料になるサービスが受けやすいです。ドメインを買うときは、セールなどで安くなっている時に有名なものを買っておきましょう。

 

有名なトップレベルドメインとして挙げられるのは、「.com」「.jp」「.net」などです。これらのトップレベルドメインがついたドメインを変えるのであれば、ぜひともこれにしましょう。

 

 

まとめ

ドメインはセカンドレベルドメインとトップレベルドメインでできている。

「良いドメイン名」とは、

・ブログの内容が伝わる

・簡潔である

・日本語が含まれていない

良いドメイン名をつけるコツは、

・1~2単語で短く

・単語の間をハイフンでつなぐ

・日本語の単語はローマ字で

・トップレベルドメインはメジャーなもの

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

Okamoto Ryoya

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