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日本語URLを使うことのデメリットとは?解決策と一緒に解説

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URLを日本語にしちゃいけないって聞いたんだけど、なんで?」

ドメイン・パーマリンクを日本語にしちゃった!どうしよう…」

URLを日本語にしたい・してしまった皆さん、こんな悩みはありませんか?そこでこの記事では、URLを日本語にしないほうがいい理由と、日本語URLを使ってしまった時の解決策を、詳しく解説していきます。

日本語URLのデメリット

まず、日本語URLを使うことのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?大きく2つに分けて紹介いたします。

 

URLがエンコードされる

まず一つ目は、「URLがエンコードされる」ということです。

 

詳しい解説に入るまえに、「エンコード」とは何でしょうか?

 

「エンコード」とは、「データを規則に基づいて符号化する」という意味があります。URLにおけるエンコードとは、「URLの日本語部分を強制的に英数字と記号に置き換える」という意味です。

 

 

具体例を見てみましょう。

みなさん、URL中に「%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E」みたいな文字列を見たことはありませんか?

 

 

これが、エンコードされた日本語URLの一部です。

上の長い文字列は、27文字もあります。しかし、「日本語」というたった漢字3文字をエンコードしたに過ぎないものなのです。

 

日本語URLのエンコードは必ず起こるものではありません。日本語URLに対応している場所であればエンコードされずに済むのですが、日本語URLに対応していないところに行くとエンコードされてしまうのです。

 

このように、もともと日本語で意味が伝わりやすかったURLが、パッと見て意味の分からない文字列に変わったしまうことがあります。そのため、日本語URLは忌み嫌われやすいのです。

 

 

リンクとして認識されなくなる

二つ目のデメリットは、「リンクとして認識されなくなる」ということです。

 

本来、「URLは英数字・記号で構成されるもの」というのはインターネット界の暗黙の了解ともいえます。そのため、一部のサービスでは「日本語が入ったらURLとして認識されない」という事象が発生しうるのです。

 

URLとして認識されなくなるということは、すなわちクリックしてもそのページに飛べなくなるということです。

 

 

しかしこれは一部のサービスに限った話です。GoogleやTwitterなど、大手のインターネットサービスは日本語URLにも対応しています。ただ、日本語を使わないURLの方が無難であることは間違いありません。

 

日本語URLにしてしまった時の解決策

それでは、もしあなたがブログのURLに日本語を使ってしまっていたら、どのように修正すればよいのかということを説明します。

 

説明に先立ち、ここでURLの構造について軽く説明いたします。

 

 

 

URLは、大きく①ドメインと②パーマリンクの二つに分けられます(最初のhttps://というのは今回関係ないので割愛いたします)。

 

ドメインが日本語かパーマリンクが日本語かで、解決策が異なってきます。どちらを修正したいのかを確認してから続きを読んでください。

 

ドメインが日本語であるとき

まず、ドメインが日本語であるときの解決策を紹介いたします。

 

日本語ドメインを取得し、それを英数字のドメインに変えたいのならば、それはもうドメインを新しく取得するほかありません。

新しいドメインを取得し、記事のデータをすべて新しいドメインのWordPressに移し替えます。古いドメインは売却するなり、また新しいブログを始めるなり自由にお使いください。新しいドメインを取得する際には、取得費用や更新料が必要となるので、そこは覚悟しましょう。

 

新しいドメインの取得や、ドメイン変更については別の記事にて詳しく解説いたしますので、そちらをご参照ください。

>>>【初心者向け】ドメインを取得する方法とは?簡単な手順を徹底解説

 

パーマリンクが日本語であるとき

パーマリンクが日本語であるときは、ドメインが日本語であるときより幾分マシです。

 

パーマリンクは自由に変更できますので、そこを変更しましょう。被リンクの関係で、パーマリンクはうかつに変更するべきものではありませんが、これは致し方ありません。

 

パーマリンクを変更したら、その記事にリダイレクトを設定します。リダイレクトとは、昔のURLを踏まれた際に、新しいURLに自動的に転送するシステムのことです。

 

 

リダイレクトの設定方法についても、リンク先の記事にて詳しく解説いたしますので、そちらをご参照ください。

>>>リダイレクトが設定できるプラグイン・Redirectionの使い方を解説

 

 

まとめ

日本語URLを使わないほうが良い理由は、

・URLがエンコードされるから

・リンクとして認識されなくなるから

ドメインが日本語の場合、

→新規ドメインを取得し、記事のデータを移し替える

パーマリンクが日本語の場合、

→パーマリンクを変更し、リダイレクト設定する

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

Okamoto Ryoya

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