無料版ラッコキーワードで調べられるデータとは?使い方を完全解説
「ラッコキーワードってどんなツールなの?」
「無料のラッコキーワードではどんなデータが調べられるの?」
ラッコキーワードを始めようと思っている皆さん!こんな悩みはありませんか?そこでこの記事では、無料のラッコキーワードでできること・調べられるデータについて、詳しく解説していきます。
目次
ラッコキーワードとは
まず始めに、ラッコキーワードとはどのようなツールなのかについて少し解説します。
ラッコキーワードとは、Google検索で狙うキーワードについての情報が得られるツールです。
Google検索の上位を狙うにあたって、キーワードの調査はとても大事です。ラッコキーワードを使うことで、SEOに強い記事を書いたり、キーワードの検索数を把握することができます。その結果、SEOに強いサイトを作り、PVを増やすことができるのです。
ラッコキーワードとはどんなツールなのか、もっと詳しく知りたい方はまた別の記事にて解説いたしますのでそちらをご覧ください。
ラッコキーワードは、会員登録さえすれば無料で使うことができます。しかし、有料版を契約すると調べられるデータの種類や、調べられる回数が多くなります。
無料版ラッコキーワードでできること
無料版ラッコキーワードで調べられるデータには、どんなものがあるのでしょうか?
無料版ラッコキーワードで調べられるデータは、これらになります。
<AIによる提案>
①記事タイトルの提案
②関連する疑問の提案
③関連ワードの提案
<深堀調査>
④サジェストキーワード
⑤周辺語・連想語
⑥類語・同義語
<競合調査>
⑦獲得キーワード調査
⑧見出し抽出
⑨共起語
ちょっと多いですが、どのようなデータを調べられるかわかれば便利に使うことができます。一つ一つ見ていきましょう。
AIによる提案
ラッコキーワードでは、専用のAIを使って記事を書くお手伝いをしてくれる機能があります。それが、今から紹介する3つです。
①記事タイトルの提案
一つ目は、AIによる記事タイトルの提案です。
記事タイトルを考えるのって案外難しいですよね。たった30文字程度の中に、SEO対策や目を引く文章を詰め込まないといけないのですから。
そんな記事タイトルを考えてくれるのがこの機能です。狙ったキーワードを入力すると、それに関する良質な記事タイトルを5件提案してくれます。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「記事タイトルの提案(AI)」を選びましょう。
そうして左の空欄に、タイトルを考えてほしい記事のキーワードを入れてください。例えば「アフィリエイト 初心者」という検索キーワードを狙った記事のタイトルを考えてほしいのなら、「アフィリエイト 初心者」と入力します。
入力が終わったら、右の虫眼鏡アイコンをクリックして検索しましょう。
検索すると、数秒の読み込みの後に記事タイトルが表示されます。
提案されたタイトルをそのまま使っても、少し改変して使っても構いません。気に入ったタイトルを使いましょう。
無料版では1回の検索につき5件、AIを使った検索回数が合計で10回/日と制限されています。しかし、有料版を契約すると、この件数・回数を増やすことができます。例えば月額990円のライトプランでは、1回の検索で20件、検索回数1000回/月まで増やすことができます。この機能が便利だ、もっと使いたいと思った方は、有料プランへの登録も検討してみてください。
②関連する疑問の提案
二つ目は、AIによる関連する疑問の提案です。
記事を一つ書いて、次に何を記事にするか迷ったことはありませんか?そんな時にこの機能を使えば、関連した疑問を生み出してくれるのです。その疑問を記事にすることで、書いた記事に関連した記事をたくさん書くことができるのです。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「関連する疑問の提案(AI)」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで疑問の提案を検索する方は、左サイドバーから「関連する疑問の提案(AI)」を選んでください。そうすると、すぐに関連する疑問の提案が出力されます。
トップページにいる方は、左の空欄に関連する疑問が欲しいキーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
上の図のように、関連する疑問が提案されます。これらの疑問を一つ一つ取り上げ、記事のテーマにしていくとよいでしょう。
③関連ワードの提案
三つめは、AIによる関連ワードの提案です。
PVが多い記事があったら、その記事に近い記事をたくさん書きたくなりますよね。そんな時に役立つのが、この「関連ワードの提案」です。キーワードを入力すると、それに似通ったキーワードを返してくれます。そのキーワードを使った記事を作ることで、PVが多い記事を量産することができるのです。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「関連ワードの提案(AI)」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで関連ワードを検索する方は、左サイドバーから「関連ワードの提案(AI)」を選んでください。そうすると、すぐに関連ワードの提案が出力されます。
トップページにいる方は、左の空欄に関連ワードが欲しいキーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
このように、関連ワードが5単語出てきます。
この関連ワードとあと1語(上の図の場合、検索した「アフィリエイト」)を組み合わせると、良いキーワードが生まれます。これをもとに記事を構成していくとよいでしょう。
深堀調査
深堀調査は、入力したキーワードに関したキーワードを、アルゴリズムにのっとって返してくれる機能です。一つ一つ見ていきましょう。
④サジェストキーワード
四つ目は、サジェストキーワードの検索です。
まず「サジェストキーワード」とは何でしょうか?
サジェストキーワードとは、Google検索したときにサジェスト欄に出てくるキーワードのことです。
例えば、「アフィリエイト」と調べたときは、
サジェストの欄に、このようなキーワードが出てくるわけです。これが、サジェストキーワードです。
もちろん、上記の10個以外にもサジェストキーワードはたくさんあります。「アフィリエイト」を含むすべてのサジェストキーワードを、ラッコキーワードが出してくれます。
狙いたいキーワードがあっても、そのキーワードが本当に検索されているかはわかりません。実際に検索されているキーワードを調べることができるのがこのツールです。サジェストキーワードを調べることで、実際にGoogleユーザーに検索されているワードを調べることができるのです。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「サジェスト(Google)」を選びましょう。初期状態は「サジェスト(Google)」になっているはずですので、特に変更を加えなくてかまいません。
また、Google以外にも、BingやYouTubeでのサジェストキーワードを調べることもできます。その場合、トップページから「サジェスト(Bing)」や「サジェスト(YouTube)」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードでサジェストキーワードを検索する方は、左サイドバーから「サジェストキーワード」を選んでください。そうすると、すぐにサジェストキーワードが出力されます。
トップページにいる方は、左の空欄にサジェストキーワードが欲しいキーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
このように、入力したキーワードを含むサジェストキーワードを全て出力してくれます。このサジェストキーワードの中から、狙うものを決めるとよいでしょう。
「このサジェストキーワード、具体的には1月に何回くらい検索されてるの?」と思う人もいるかと思います。そんな人のために、サジェストキーワードの月間検索数を調べる方法について、リンク先の記事にて解説しました。詳細が気になる方は、こちらの記事も併せて読んでみてください。
>>>【無料】ラッコキーワードで月間検索ボリュームを調べる方法を解説
⑤周辺語・連想語
五つ目は、周辺語・連想語の検索です。
周辺語・連想語とは、その名の通りキーワードに関連していたり、その近くにあることが多い言葉のことです。先ほど紹介した「関連キーワード」に近い存在です。周辺語・連想語を調べると、狙うキーワードを検索している人がほかにどのようなキーワードで検索をするかがわかります。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「周辺語・連想語」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで周辺語・連想語を検索する方は、左サイドバーから「周辺語・連想語」を選んでください。そうすると、すぐに周辺語・連想語が出力されます。
トップページにいる方は、左の空欄に周辺語・連想語が欲しいキーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
このように、周辺語・連想語を出力してくれます。
周辺語・連想語は1キーワードごとに出力されます。上の画像でいえば、今は「アフィリエイト」の周辺語・連想語のみが表示されています。「初心者」の周辺語・連想語を表示するには、画面上のキーワード切り替えのところをクリックします。
上の画像の矢印のところをクリックすれば、表示するキーワードの切り替えができます。
周辺語・連想語が調べられたら、そのキーワードを使って新しい検索キーワードを作ってみましょう。そうすることで、作れる記事のレパートリーがもっと増える可能性があります。
⑥類語・同義語
六つ目は、類語・同義語検索です。
その名の通り、入力したキーワードと同じような意味のキーワードを返してくれます。この機能は、言い換え表現やもっともメジャーな表現を探すのに最適です。
使い方を説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「類語・同義語」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで類語・同義語を検索する方は、左サイドバーから「類語・同義語」を選んでください。そうすると、すぐに類語・同義語が出力されます。
トップページにいる方は、左の空欄に類語・同義語が欲しいキーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
上の図のように、類語・同義語が出力されます。類語・同義語は、先ほど紹介した周辺語・連想語と同じく、1キーワードごとに出力されます。だから、上の図では「初心者」の類語・同義語のみが紹介されています。表示するキーワードを切り替える場合は、画面上部のキーワード選択部分をクリックしましょう。
入力したキーワードによっては、類語・同義語が無い場合もあります。その場合は逆に、表記ゆれや検索ワードのばらつきが無いと言えるため、むしろ良いキーワードです。
競合調査
競合調査は、主にサイトの分析を行う機能です。競合サイト(同じキーワードを狙っている他のサイト・記事)や、自分のサイトの分析を行ってくれます。
⑦獲得キーワード調査
七つ目は、獲得キーワード調査です。
獲得キーワードとは、自分のサイトの記事が上位表示される検索キーワードのことです。検索キーワードからの流入を獲得しているから獲得キーワードと呼ばれます。具体的には、上位10位以内に入っていれば獲得キーワードと呼ばれることが多いです。
サイトのドメインを入力すると、そのサイトが獲得しているキーワードが表示されます。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「獲得キーワード調査」をクリックします。
そうすると、自動でページが遷移します。
もしくは既に他の検索をしていて、獲得キーワードを調査する方は、左サイドバーから「獲得キーワード調査」を選んでください。そうすると、すぐにページが遷移します。
ページが遷移し終わったら、このようなページになっているでしょう。
画面中央の空欄にサイトのドメインを入力すると、そのサイトの獲得キーワードが表示されます。調べたいサイトのドメインを入力しましょう。
そうすると、このようにサイトの獲得キーワードを見ることができます。画面下部で獲得キーワードごとのデータも見ることができるので、参考にするとよいでしょう。
獲得キーワードを見ることで、サイトがSEOでどのくらいの強さを持っているかを見ることができます、また、どのようなキーワードに特化しているかも見ることができるので、ライバル調査にはうってつけです。
⑧見出し抽出
八つ目は、見出し抽出機能です。
見出し抽出とは、記事の見出しだけを抜き出してデータにまとめることです。ラッコキーワードの見出し抽出機能では、ある検索ワードの表示結果上位20位までの記事の見出しを抜き出してみることができます。
SEOに強い記事の見出しを分析することによって、自分の記事の構成にも役立てることができます。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「見出し抽出」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで見出し抽出をする方は、左サイドバーから「見出し抽出(上位20サイト)」を選んでください。そうすると、すぐに見出しが抽出されます。
トップページにいる方は、左の空欄に見出しを抽出したい検索キーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
上の図のように、上位20記事の見出しが表示されます。
また、平均見出し数や平均文字数も見ることができるので、これらの情報も自分の記事に役立てることができます。SEOで上位20サイトに張り合うためには、平均よりも多い情報量が必要となるでしょう。
⑨共起語
最後の九つ目は、共起語の検索です。
共起語とは、あるキーワードと一緒に使われやすいキーワードのことです。「狙っているキーワードについて語るときは、共起語も自然と多く使われるよな」ということです。狙うキーワード以外にも共起語を使うことで、SEOの評価が上がりやすいと言われています。
使い方について説明します。
ラッコキーワードのトップページから、「共起語」を選びましょう。
もしくは既に他の検索をして、同じキーワードで共起語検索をする方は、左サイドバーから「共起語(上位20サイト)」を選んでください。そうすると、すぐに共起語が検索されます。
トップページにいる方は、左の空欄に共起語を検索したい検索キーワードを入力してください。そして右の虫眼鏡アイコンを押して検索すると、
上の図のように、上位20サイトの情報を基に共起語が表示されます。
ここで一つ注意なのですが、ラッコキーワードのプログラムの都合上、内容や意味にあまり関係ない単語も出てくる場合があります。上の図でいえば、「必要」「簡単」などです。このような具体的な意味を持たない単語は、無視してかまいません。
その代わり、「ブログ」「アフィリエイター」など、具体的な意味を持った共起語をよく使うようにしましょう。そうすれば、SEOの評価が上がるはずです。
これで、無料版ラッコキーワードで使える機能の紹介は以上となります。お疲れさまでした。
まとめ
ラッコキーワードとは、無料で使うことができるキーワードリサーチツール。無料で使えるが、有料版を契約すると機能が解放されたり、機能の使用回数が増えたりする
無料版ラッコキーワードで使える機能は、
①AIによる記事タイトルの提案
②AIによる関連する疑問の提案
③AIによる関連ワードの提案
④サジェストキーワードの検索
⑤周辺語・連想語の検索
⑥類語・同義語の検索
⑦ウェブサイトの獲得キーワード調査
⑧SEOに強いサイトの見出し抽出
⑨共起語の検索
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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